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ちょっと真面目なお話

自分は割と「努力」が好きです。
自分がするのもそうだけど、努力している人を見ると応援したくなります。


自分が公務員試験をやってたころの話です。一昨年の12月24日、クリスマスイブ。
サークルの打ち上げの誘いを断り、自分は公務員試験のために予備校で自習していました。
夜九時半、予備校の自習室が閉まる時間。その日自習室に最後まで残っていたのは自分と、とある女性。彼女は、数ある資格の中でも最難関の一つとされる司法書士を目指しているようでした。
司法書士、いわゆる司法試験。どれくらい難しいかと言うと、合格平均年齢が29歳であることから多少なり想像がつくでしょう。大学生の20歳くらいから勉強を初め、一日10時間勉強して10年で合格すれば十分お釣りがくるような試験です。

昨日も一昨日も、自分と彼女は予備校が閉まるぎりぎりまで自習室にいました。お互い顔見知りでも会話を交わしたこともないのだけど、自分は割と彼女のことを見てました。彼女の受講カード、入学年月は「98」。すなわち、もう7年もその予備校の自習室で朝から晩まで12時間くらいは勉強してることになる。

クリスマスイブ、彼女はいつものように淡々と机を片付けていました。
みんなが騒いでいる日も、彼女は自分の目標に向かって頑張っている。とりわけ際だった容姿ではなく綺麗な服装をしているわけではなく、お化粧だって上手いわけじゃない。
ただ、それでもその姿は、同性異性という壁を越えて、「美しい」と思いました。
もちろん騒いでいる人達を蔑むわけじゃないです。その人達が普通。ただ、彼女が他と比べてすごいだけなのだから。
男女べっ視ということではないことだけは先に断っておきますが、男性で十何年司法試験を受けている人はザラにいます。だけど女性でその数は少ない。親からしてみれば、やはり娘の将来は気になって当たり前で、早く身を固めてもらいたいと願うのも当然ある願いです。これが息子ならば良くも悪くも、独り身だとしても親はあまり心配しないでしょう。

そういった蟠りすべてを知り背負った上で、困難な道を選びひたむきに努力できる。
実はそのクリスマスイブの日、予備校の帰り道で、打ち上げを終えたサークルの人達と偶然出会ってしまいました。酔っているらしく顔を赤らめた知り合いたち。
「細音、せっかくのクリスマスなのに、どうして打ち上げこなかったの?」
ふと、ただ黙々と机に向かう彼女の姿を思い出しました。

予備校で勉強しなきゃいけなかったから

そう答えるのに、迷いはなかったです。

いま、このブログを見てくださっている人の中にも、そうして努力してる人がいます。
努力って、何かを犠牲にして初めて努力というのだと思う。それも、自分の好きな物大切な物を犠牲にすること。部活、飲み会、ゲーム、趣味、インターネット、他にも色々。
そうやって犠牲にしたものを積み重ねて出来た努力の塔は、きっと、どんなことがあっても崩れないのかなと。



これは自分が別のとある場所に書いたものですけど、大体いつも、考えてることは四六時中こんな感じだったりします。ただそれをブログに書き始めると、やっぱり長文になっちゃうし、読んでくださる方にも色々負担かなと遠慮しちゃっておりまして。
だからまあ、普段の日記はテンション高め&短い奴ですましちゃえと。

さて、明日は真面目にいくか呑気な日記にするか。
それは全て、細音の体調40%忙しさ40%気分20%くらいの配分で決定されることでしょう。
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by sazanek | 2006-10-30 20:32 | なにげない日常のこと
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