アメリカの選挙というのは実に面白いなと思います。
ニュースでやっていたので見られた方も多いと思うのだけど、今回十数年ぶりに民主党が共和党に完勝したそうです。最後の最後まで粘っていた州も、現職の知事が敗北を認めて民主党の勝ち。
そこでそのまま終わってしまうのが日本なのですが、アメリカはちょっと違うようで。
敗北した現職知事は大勢のファンの前に婦人と共に現れ、「今日、※※※(相手の民主党議員)の方に電話を入れ、おめでとうと伝えてきました」
これです。自分に勝利した相手におめでとう。
こんなの、日本の政治家じゃやる人いません。負けた理由についての言い訳とか相手の戦略の巧みさを言っても、ライバル候補に称賛の言葉を継げられる政治家が何人いるのだろうかと。
負けた後でも最後まで紳士プレイ。この敗北した知事は将来の大統領候補とも目されており、今後を踏まえての行為であったとしても、やはりその礼儀正しさは素敵だなと。
そして、それを黙ってみていた周囲のファンも拍手で現職知事を讃えました。日本においてはこれも見られない光景です。「せっかく応援してやったのに負けやがって」ではなく、応援してそれでも負けた政治家の下に集まって拍手。
なんかこう、見ていてすごく爽やかな感じでした。
そうそう、一昨日の意味深の語尾は、また後ほど(ナヌ)